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劇団扉座公演 『新浄瑠璃 百鬼丸』 ~手塚治虫「どろろ」より~

◆例会日程<アリオス中劇場>

5月29日(水)開演6:30

5月30日(木)開演1:00

※上演時間2時間10分(予定)
原作=手塚治虫  脚本 ・演出=横内謙介
主な出演者=岡村諦、有馬自由、山中崇史、犬飼淳治、累央、中原三千代、高橋麻理 ほか


手塚治虫生誕90周年を迎え、
最後の公演から10年の時を経て今、
扉座代表作としてよみがえる!

あらすじ】
天下麻の如く乱れた戦乱の世のこと。 コソ泥のどろろは、川に浮かんだタライの中に美しい刀を見つける。 タライの中、もうひとつの包みには、のっぺら坊の赤子が入っていた。 驚くどろろに、どこからともなく声が聞こえてくる。 心で語りかけてくるという「声」、独りでに動く刀「百鬼丸」。 父の天下取りのために、魔物に身体の48部分をとられて生まれてきたという「声」。 自身に「百鬼丸」と刀の名を付け、無くした身体を取り戻し、母上の元に戻りたいという「声」と共に どろろは、旅に出る。 そして遂に母との再会を果たす百鬼丸。しかしその再会は、百鬼丸やどろろに新たな悲劇を もたらしたのだった。 失われたものを、失われた時を、探しに…… 母への恋慕に。 父への憎悪に。


【作品について】

手塚治虫作品の舞台化で話題作を残してきた横内謙介さんが、2004年初めて劇団公演として手塚作品に取り組み、 好評を博した『新浄瑠璃 百鬼丸』。 少年向けコミックとして描かれた『どろろ』を、歌舞伎義太夫の寵児・竹本葵太夫の協力の下、神話的な語り物=浄瑠璃として 再構成したこの作品は、原作とは細部のストーリーが違っていますが、手塚作品を深く敬愛しつつ、新たな可能性を示した 作品として、手塚ファンからも圧倒的な支持を得ました。 特に、魔物に肉体を奪われて生まれてきた百鬼丸を、二人の黒衣(百鬼丸の声と影)として表現する演出は、精神と肉体の 相克をテーマとして追求した手塚治虫の魂を鮮烈に形象化したと評価されました。


各地で“浄瑠璃隊” 募集! 共に創り上げる『 百鬼丸 』

2016年「歓喜の歌」では、舞台に出演するコーラス隊を演劇鑑賞会の皆様から広く募集するという全く未知の企画を、皆様に御尽力をいただき、大盛況のうちに閉幕することができました。 2019年の企画では、再び皆様とともに舞台を立ち上げ、創って行ける作品を提出したいと思います。2009年に上演しご好評いただいた、手塚治虫氏「どろろ」原作『新浄瑠璃百鬼丸』。各地に浄瑠璃隊を結成し、『歓喜の歌』同様、舞台に出演して盛り上げていただく人たちを広く募集する予定です。 『歓喜の歌』コーラス隊では歌唱力を重視していたため、出演を断念された方々もいらっしゃたかと思いますが、本作品の浄瑠璃隊には情熱とやる気さえあれば、皆様ご参加いただけると思います。!!

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