◆会場:アリオス大ホール
出演=土居裕子、原 康義、粟野史浩、瀬戸口 郁、麻乃佳世、川井康弘、花山佳子、岡のりこ、
金子由之、茜部真弓、藤側宏大、保 可南、金 成均 ピアノ演奏=佐藤拓馬
1938年に初演されピュリッツァー賞を受賞したソーントン・ワイルダーの「わが町」。70年以上愛されてきた名作を演出 西川信廣と音楽 上田亨があたためていた構想で、ありふれた日常に散りばめられたかけがいの無いものを問いかけます。土居裕子をはじめ、魅力ある俳優陣がお届けする小さな町グローヴァーズ・コーナーズの日々を美しいピアノの調べとともにお贈りします
平凡だがかけがえのない日々・・・ささやかな人生の大切さが余韻深く、心にしみる音楽劇
<ストーリー> アメリカ・ニューハンプシャー州の小さな町グローヴァーズ・コーナーズ。 ギブズ医師の息子ジョージと、隣に住む地方新聞の編集長ウェブ氏の娘エミリーは 幼馴染み。穏やかで誠実な両親や町の人々に見守られ成長した二人は互いに恋をし、 やがて結婚の日をむかえる。結婚式は町のみんなに祝福され新生活は幸せに満ちて いた。だが9年の歳月が過ぎたとき、二人に思いもよらない出来事が訪れる……。
■初演の感想より 土居裕子さんの愛らしさ、透き通る声が心に響き、涙がポロポロ出てきました。 音楽も大好きな私にとってはピアノの美しさ、一曲一曲の洗練されていること、皆さんの歌唱力が素晴らしく心にしみてきました。自分にとって特別の……そして多分ずっと忘れることのない舞台になると思います。