素晴らしい演劇との出会いがあなたの人生を豊かに

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『静かな落日』―広津家三代-

◆例会日程

3月6日(土)開演6:30
3月7日(日)開演1:00
3月8日(月)開演1:00/6:30
アリオス・大ホール

3月9日(火)開演6:30
常磐市民会館

作 =吉永仁郎
演出= 高橋清祐
出演=伊藤孝雄、樫山文枝 ほか

尾崎紅葉と並び称された人気作家の父・柳浪。徹底的に自分の弱さを見つめ、やがて「松川裁判」に生涯をささげた息子・広津和郎。父と子の関係に悩みながらも作家への道を歩んだ広津桃子。――明治・大正から昭和にかけて、広津家三代のおかしな家族の近景がユーモラスに描かれています。父と娘の絆、志賀直哉や宇野浩二らの友情、人間への信頼とやさしさが心に沁みる珠玉の舞台。

『冬のライオン』

◆例会日程

5月15日(土)開演6:30
5月16日(日)開演1:00
アリオス・大ホール

5月17日(月)開演6:30
常磐市民会館

作 =ジェームス・ゴールドマン
出演=平幹二朗、麻実れい、三浦浩一 ほか

作者ジェームズ・ゴールドマンの舞台劇を自ら脚色した映画「冬のライオン」は1968年アカデミー賞3部門に輝き、またブロードウェイでも繰り返し上演されてきた歴史ドラマの名作であり、家族全員の本音が複雑に絡み合う、愛と憎しみと欲望の家族劇でもあります。「冬のライオン」とは老境にさしかかった国王ヘンリー二世のこと。

ミュージカル 天切り松 〜人情闇がたり〜

ミュージカル 天切り松 〜人情闇がたり〜

◆例会日程

3月17日(火)開演6:30
常磐市民会館
3月19日(木)開演1:30〜終演9:00
アリオス・大ホール
原作
浅田次郎「天切り松 闇がたり」
脚本
水谷龍二
演出
鵜山 仁
音楽
吉田さとる
作詞
佐藤万里
演奏
吉田さとる(キーボード)
太田裕子(ピアノ)
えがわとぶを(ベース)
-未 定-(ドラム)

大正ロマン華やかなりし頃、義理・人情に命をかけた怪盗たちの活躍を描いた和製ミュージカル。

●高倉健さんも絶賛!!「とん平さん、いい仕事してますね」
今回の舞台、「天切り松 人情闇がたり」は、浅田次郎の小説を元にミュージカル仕立てにしたものだ。主人公は仕立屋銀次(二千人もの手下がいた摺りの大物)が逮捕された後、その縄張りを預かっていた目細の安吉一家の松蔵(左とん平)。昭和も終わる頃、留置場で松蔵が語る大正ロマネスクに生きた義賊たち。古き良き江戸の名残ともいえる義理・人情に命をかけた人々の物語。
初演は2004年秋。高倉健が「とん平さん、いい仕事してますね」とドンペリを持って楽屋を訪ねてきたそうだ。

●「闇がたり」とは・・・?
これは夜盗が、辺りに聴こえないように、しかし仲間にははっきりと聴こえるようなしゃべり方で、六尺四方に話しが通じる方法だ。その闇がたりで松蔵が語る昔ばなし。人々の情深かりし時代に生きた男たちの姿が、闇の中に浮かび上がってくる。

●義賊の登場は庶民の願い
義賊。何とも心地よい響きではないか。辞書によれば、「貧乏人のために金品を盗んで与える盗賊」とある。拝金主義にまみれた平成の御世、うかうかしていると、国が財布の中に手を突っ込んでくる時代である。義賊が人気者になる時代とは、庶民にとっては暮らし難い、理不尽な社会ではなかろうか。とすれば今日ほど≪義賊≫の登場条件が熟している時代はない。

6週間のダンスレッスン

6週間のダンスレッスン

◆例会日程

1月28日(水)開演6:30〜終演9:00
常磐市民会館
1月29日(木)開演6:30〜終演9:00
アリオス・大ホール
1月30日(金)開演3:00〜終演5:30
アリオス・大ホール
リチャード・アルフェエリ
演出
西川信廣
出演
草笛光子
今村ねずみ

◆ストーリー

ニューヨークから戻ってきた45歳のダンスインストラクター、マイケル・ミネッティと、
フロリダのコンドミニアムに住む68歳の老婦人リリー・ハリソンは、
彼女の自宅で出張レッスンを行うという契約を交わす。

「6週間で6つのダンスレッスンをマスター!!」という謳い文句のもと、
1週目スウィング、2週目タンゴ、3週目ワルツ、
4週目フォックストロット、5週目チャチャチャ、そして6週目コンテンポラリー・ダンス……

初日早々お互いを認めあえずに、大げんかをしてしまう二人。
しかしレッスンを重ねるうちに次第に打ち解け、心を通わせていく。
隠していた自分の身の上を話し出すマイケルとリリー。
マイケルは、ゲイであり、差別を受けてきたこと。
年老いた母の介護のためにダンサーをあきらめ、フロリダに移り住んできたこと。
リリーは、亡くなってからようやく許せるようになった夫のこと。事故で失った娘のこと。
そして自らの老いへの恐怖……

感情をぶつけあいながらも、ダンスを踊り、慰めあううち、
やがて掛け替えの無いパートナーとして互いを認めだす—

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