素晴らしい演劇との出会いがあなたの人生を豊かに

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7月例会『てけれっつのぱ』(文化座)も中止になりました


◆アリオスが8月末まで使用不可となり

 下記の日程はすべて中止となりました

7月6日(水)開演6:30
※常磐市民会館は年内閉鎖

 7月7日(木)開演6:30

7月8日(金)開演1:00

アリオスは8月末まで使用不可

作 =蜂谷 涼
出演=佐々木愛、阿部敦子、津田二郎 ほか


 時は明治14(1881)年、商人や船乗りが往き来し活気溢れる小樽の町のなかに、煮売り、代書、髪結、俥などを商う小さな店「きし屋」があった。そこに片寄せあって生きているのは、年齢もバラバラ、と言っても家族でもない、いわくありげな三人の女とその仲間たちだった。彼女たちはなぜ結びつき、ここ北の果て小樽にたどり着いたのか? そしてやくざから立ち退きを迫られている「きし屋」の運命は?
 明治維新そして文明開化。価値観が大きく変動する時代であった。旗本の嫁でありながら没落し、芸者となった一人の女がいた。その女を妾とした薩摩出身の官史その妻。女を助ける主人思いの女中。そして女を思慕し見守りつづける俥曳きや謎の混血娘・・・・・。さまざまな人生が激動のなか流転する。その運命に流される者もいれば、立ち向かい、抗い、力強く生きようとする者もいる。
 江戸の名残をとどめる文明開化の東京と、開拓まもない北海道は小樽で、愛憎と人情に満ちた悲喜劇が繰り広げられる・・・・・・・・。

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