◆例会日程
5月27日(水)開演6:30
5月28日(木)開演1:00
5月28日(木)開演1:00
◆アリオス・大ホール
上演時間2時間05分(予定)
作=フランシス・ヴェベール
訳=鵜山 仁 演出=鵜山 仁
出演=風間杜夫 加藤健一 新井康弘 清水明彦 西川浩幸 日下由美 加藤忍
風間杜夫と加藤健一!? 30年振りの2人の共演が話題となった、フランス産ハチャメチャ傑作コメディ!!
翻訳・演出は、今演劇界で絶大な人気と実績を誇る鵜山仁! 個性豊かな共演者達に、声の出演で平田満も加わった、大・大・大爆笑コメディです!!
<ストーリー>
パリのお洒落なマンションに暮らすピエール(風間杜夫)には、一風変わった習慣があった。週に一度、これぞ!!と思う「バカ」をパーティーに呼び、友人たちと笑い者にして楽しむという、かなり悪~い趣味だ。 今夜のパーティーのゲストは、フランソワ(加藤健一)という、超ド級の税務署勤めの変り者。しかし、パーティーを前にして、ピエールが突然ギックリ腰になってしまい、家から出られない事態に・・・。 そこへやって来たフランソワは、ピエールの窮地を助けようと試みるが、やることとなすこと、すべてが裏目に出てしまい ――― 。
<初演劇評より>
息の合った加藤と風間のやりとりはそれだけで楽しい。
空気を読まないマニアぶりを発揮していたフランソワがいつの間にかしっかりとした人間に見えてくる。一方傲慢だったピエールが弱さを知り、人の温かみを感じるようになっていく。 ここでの「バカ」とは、得意の分野では非常に詳しく熱意を示すが世間知らずという、いわゆる専門バカと呼ばれる人たちであったり、どのような状況であっても信念を貫く人でもあるだろう。目先に敏感な「成功者」と、一貫して愚直に取り組む「バカ」のどちらか。それは私たち自身が問われていることでもある。 ( 雑誌テアトロより )