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劇団青年座公演 「横濱短篇ホテル」

2022年2月『横濱短篇ホテル』チラシ
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*当日は、必ずマスクを着用し、手指の消毒、こまめな手洗心がけましょう。
 発熱、咳の症状がある場合は、来場をご遠慮ください。
*入場の際は前後の間隔を最低1メートル以上確保してください。
*ひざがけ、集音器の貸出は行いません。ご自身で対策をお願いします。

◆例会日程<アリオス中劇場>

2月17日(木)開演6:30
2月18日(金)開演1:00
※上演時間2時間35分予定(休憩15分)

作=マキノノゾミ  演出=宮田慶子
主な出演者=津田真澄、野々村のん、横堀悦夫、石母田史朗、加門良 ほか

舞台は横浜の老舗ホテル
奥山ハルコと柳井フミヨ、二人は同じ高校の演劇部員
憧れの映画監督に会いたいという思いから二人の物語は始まる
偶然の出会いと避けられない別れ
二人の道は時に離れ、時に近づき、交差しながら人生の時を刻んでいく
1970年から5年ごとに時代を切り取った7つの短篇が
ネックレスのようにつながって物語を紡ぐ

 

◆あらすじ

横浜の、それは老舗というべきホテル ここには人の数だけドラマがある
人生を紡ぐ7つの物語

第1話 ヤクザに追われて
「かくまってください。怖い男に追われてるんです」
一九七〇年の初冬 横浜の、それは老舗というべきホテルの客室

第2話 人間観察
「じっくり観察して、その人のことを推理してごらん」
一九七五年の夏 横浜の、それは老舗というべきホテル喫茶室

第3話 脅迫
「コーチ、自分は知っとるんです」
一九八〇年の初秋 横浜の、それは老舗というべきホテル客室

第4話 初恋の人
「そりゃ、初恋の人だもん」
一九八五年の初夏 横浜の、それは老舗というべきホテルロビーラウンジ

第5話 離婚記念日
「ボクらの結婚記念日でもあるし」「同時に離婚記念日よね?」
一九九〇年の冬 横浜の、それは老舗というべきホテル客室

第6話 プロポーズ
「ちょっと本当にプロポーズしてみてよ」
一九九五年の夏 横浜の、それは老舗というべきホテルロビーラウンジ

第7話 ネックレス
「言っとくけど、仲良くなんかないわよ、あたしたち」
ある年の初夏 横浜の、それは老舗というべきホテルの客室

 

◆作品について

マキノノゾミ(作)と宮田慶子(演出)のコンビで上演した『MOTHER』『フユヒコ』『赤シャツ』(2012年例会)、これらの三作品は、いずれも高い評価を受け、マキノノゾミ「文人三部作」と呼ばれるようになりました。その実績と信頼の上で12年ぶりに依頼した作品が『横浜短篇ホテル』です。
7つの独立した短編ドラマをオムニバス形式でつないでいく仕掛けは、マキノ氏が畏敬の念を抱くニール サイモン作品へのオマージュであり、劇作家として未知の分野に挑戦した野心作です。青年座もそれに応えるべく、宮田慶子演出のもと青年座らしいアンサンブル演劇を創り上げることができたと自負しています。これまでに全国7ブロックを巡演し、各地の会員さんの反応に手応え感じその評を聞き、大きな自信にもなっています。
新作上演は、劇作家と劇団の信頼関係の上に成り立つ共同作業。劇作家には、書きたいこと書いて創作 欲求を満たし自らを高める場所が必要です。
新作上演を創立の理念とする青年座は、その場所(劇団)であり続けることこそが日本演劇界においての役割であることと自覚しています。そして、劇団の創造理念を理解してくれ、劇団と呼吸を合わせてともに歩いていく仲間が演劇鑑賞会だと思っています。

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