◆例会日程<アリオス中劇場>
11月25日(木)開演6:30
11月26日(金)開演1:00
※上演時間2時間35分(休憩15分)
作=堀江安夫 台本・演出=横山由和 音楽=新垣 雄
出演=土居裕子(プランニング・クレア) 阿部 裕(オフィスクロキ) 町屋圭祐(昴)
福沢良一(81プロデュース) 浅野雅博(文学座) 仲本詩菜(フリー)
佐藤礼菜(俳優座) 小暮智美(青年座) 新垣雄(ピアノ) 植村薫(バイオリン)
◆作品について
『リンゴの唄』『長崎の鐘』『ちいさい秋みつけた』『悲しくてやりきれない』等、誰も
が一度は口ずさんだことのある歌を数多く遺したサトウハチロー。
心に沁みる詩からは想像もつかないほど彼は奔放に生きた。そして彼の詩に大きな影
響を与えた母・春。家族の間にあった愛情と確執はハチローを大きく翻弄する。
それでも彼が詩に託した心とは――。
◆あらすじ
昭和十九年の夏。詩人の八郎は入隊を望む息子の反抗的な態度に手を焼いていた。
だが八郎もまた少年の頃、父に反発していたのだった。
放蕩な父・紅(こう)緑(ろく)のため十代半ばで母・春と別居することになった八郎は中学を退学、離島に送られるはめになる。「なぜ俺がこんな目に遭うんだ。あんたが俺を捨てたからだ。あんたは冷たい、丸ごと母親失格だ……」すれ違った思いのまま、八郎が二十二
歳の時に春は世を去ってしまう。
時が経ち、詩集『おかあさん』でベストセラー作家となった八郎だったが…。