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グループる・ばる公演 『蜜柑とユウウツ』


◆例会日程

11月24日(土)開演6:30
11月25日(日)開演1:00
 (休憩10分/上演時間2時間25分予定)
アリオス中劇場
作=長田育恵  演出=マキノノゾミ
出演=松金よね子  岡本麗  田岡美也子  木野花  小林隆  古屋隆  小嶋尚樹


力強く心に響く詩人のメッセージ
倚りかかるとすれば/それは/椅子の背もたれだけ
『倚りかからず』『自分の感受性くらい』など多くの清冽な詩で知られる茨木のり子。
「現代詩の長女」と呼ばれ戦後の女流詩人の先頭に立ってきた彼女には、隠された素顔があった。
実在した人物のリアリティーに、舞台ならではのエンターテイメントを掛け合わせ、楽しい作品を
お届けします。どうぞご期待ください。


【あらすじ】

詩人・茨木のり子が亡くなってから4カ月後のある日。主を失った家に彼女の甥と、生前彼女の
詩を出版してきた担当者が、遺されているはずの未発表の原稿を探しにやってくる。
無人となった家の中を探し回る2人だが、この家には彼らを複雑な思いで見守る先客がいた。
3人の「のりこ」…そして保。彼らの魂を通して「茨木のり子」の人生とメッセージがよみがえる。
20歳で迎えた終戦。夫との運命の出会い。夫を喪ってからの30年の歳月…。日々を丁寧に
紡ぎながら、独りの暮らしを賑やかにすごした彼女。 死後に遺された1冊の詩集をめぐる物語。

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