◆例会日程
アリオス大ホール
- 2017年
- 3月30日(木)開演6:30
- 3月31日(金)開演1:00
- ※上演時間-2時間40分予定-(休憩15分)
作= 鈴木聡 演出=佐藤徹也
出演=小笠原良知 可知靖之 遠藤剛 清水良英 青山眉子 伊東達広 ほか
深刻な問題を明るく、本音で、ユーモラスに。まさに現代を生きる私たちがそのまま舞台に
いるような、笑いと涙と共感がたっぷりの作品です。
「墓友」とは「後継ぎがない」、「子供に世話をかけたくない」といった理由で共同墓地や樹木葬の 土地を買い、その同じグループの中で趣味や時間を共有し、新しい関係を築く人々のことです。社会問題である「少子高齢化」「孤独な老後」など、様々なことがこの現象に関係しています。ある家族を軸に、お墓のこと、家族のこと、死ぬこと、生きること…誰もが直面する問題を描き出します!
◆あらすじ
雑誌編集者の仁美はある日突然、実家の母・邦子にスカイツリーの展望台に呼び出される。飼い犬の桃太郎が死んだと言うのだ。死や人生についてしみじみと語る邦子に、仁美は母の心境の変化を感じ取る。夏、家族や友人が久しぶりに顔を揃えた実家で、ひょんな諍いから邦子は夫・義男への積年の不満を爆発させ「あなたと同じお墓には入りたくない」と口走ってしまう。さらに海外在住の仁美の弟・義明が驚くべき告白をし一家は大騒動に。そして邦子は地元のファミレスでやがて「墓友」となる個性豊かな老人たちと出会い・・・。
家に縛られない新しい墓の在り方を模索するお墓仲間・墓友たちの物語を中心に「結婚しないアラフォー女性」「長い長い老後」など現代的なテーマをぎっしり織り込んで描く「七人の墓友」