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ピュアーマリ―公演 「殺しのリハーサル」


◆例会日程<会場 アリオス・大ホール>

11月16日(水)開演6:30
11月17日(木)開演1:00
※上演時間2時間予定(休憩なし)

原作=リチャード・レビンソン/ウィリアム・リンク
脚色=D.D.ブルック
演出=鈴木孝宏  翻訳=保坂磨理子
出演者=秋野太作、山本みどり、ほか

 

あの「刑事コロンボ」を生んだ名コンビ リチャード・レビンソンとウィリアム・リンクの傑作!
世界中の、ミステリーファン、演劇ファンを魅了してやまない珠玉の人間ドラマ。
物語の舞台は『劇場』、実力派俳優たちが繰り広げるバクステージ物語、鮮やかなどんでん返しに浮き彫りにされる、華やかなブロードウェイのライトに浮かぶ役者たちの陰影、世界中のファンを魅了してやまない必見の舞台。これぞ騙される快感! ミステリーの醍醐味を存分にお楽しみください!

 

◆あらすじ

ブロードウェイのとある劇場。誰もいない寂しさ漂う客席に姿を現す、劇作家アレックス。丁度その日は、恋人であった女優、モニカの一周忌であった。一年前の今日、彼女は結婚発表を目前に、自らの主演舞台初日に謎の死を遂げた。
彼女の死後行方をくらましていたアレックスは、この日、あの舞台の関係者であったプロデューサー、演出家、舞台監督、男優、女優等をこの劇場に招集していた。
自殺と処理された女優の死を、殺人事件と断定したアレックスは、この中に必ず犯人がいると確信し、それを暴くために殺人のリハーサルを決行する。果たして真犯人は?

トム・プロジェクト公演 「風を打つ」

風を打つ風を打つ

◆例会日程<アリオス中劇場>

9月16日(金)開演6:30
9月17日(土)開演1:00
※上演時間2時間5分(休憩なし)

作・台本・演出=ふたくちつよし
出演者=音無美紀子、太川陽介、高橋洋介、岸田 茜、いわいのふ健

◆あらすじ

1993年水俣。あの忌まわしい事件から時を経て蘇った不知火海。
かつて、その美しい海で漁を営み、多くの網子を抱える網元であった杉坂家は、その集落で初めて水俣病患者が出た家でもあった。
…長く続いた差別や偏見の嵐の時代…。
やがて、杉坂家の人々はその嵐が通り過ぎるのを待つように、チリメン漁の再開を決意する。
長く地元を離れていた長男も戻ってきた。
しかし…本当に嵐は過ぎ去ったのか?
家族のさまざまな思いを風に乗せて、今、船が動き出す…。
生きとし生けるものすべてに捧ぐ、ある家族の物語。

 

◆作品について

社会の不条理に対し「なにかをおこす」家庭のドラマへと繋がった。
今回の作品の面白さは、自らも水俣病を患いながら漁に出る”肝っ玉オッカサン″のような人物の造形にある。長男の帰郷を熱望しながら、帰ってきったら来たでの遠慮、それが如何にもであり、音無美紀子が実に明るく演じる。差別にさらされた家族の絆の再生物語。
平成31年度 第73回文化庁芸術祭賞受賞 音無美紀子

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