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劇団文学座公演 『くにこ』

◆例会日程

1月16日(水)開演6:30
1月17日(木)開演1:00
アリオス・大ホール
作=中島淳彦   演出=鵜山 仁 
出演=角野卓造  塩田朋子  栗田桃子 ほか
   

【ものがたり】

昭和4年11月28日、東京の世田谷町若林町に一人の女の子が生まれました。
そのこの名前は“くにこ”
やがて、その女の子は物語の母になるのでした。
この物語は、一人の女の子が、物語の母になるまでを描くものです。
彼女が見つめていたものが、彼女に染み込み、いつの間にか彼女自身となり、
言葉や物語としてあふれ出していく……。
おかしくてやがて哀しい、物語の母の物語。……

  

モチーフになるのは、没後30年が経った現在でも数多くのファンから支持され続け
ている「向田邦子」。彼女が作家になるまでの軌跡を辿る評伝的な要素と、遺した
数々の作品からエッセンスを抽出したオマージュ的な要素を含んだ作品になります。
サクセスストーリーではなく、おかしくて哀しい、立派じゃないけど憎めない人間の
あれこれを、「くにこ」の視線を通じて描き出す作品になります。

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